褥瘡マネジメント加算(Ⅰ)は月3単位、それでも要件は6つ
公開 2026-09-04|作業療法士・トロル
この記事でわかること
- 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ)は1月につき3単位、(Ⅱ)は13単位で、一方のみを算定します
- (Ⅰ)の要件は6つ。評価が2つ、LIFEへの提出と活用が1つ、計画まわりが3つです
- (Ⅱ)は(Ⅰ)を満たしたうえで、入所時の褥瘡が治癒したか、発生がないかのいずれかです
- その2つは対象になる人が違います。入所時にあった人と、リスクありとされた人です
褥瘡マネジメント加算(Ⅰ)は、1月につき3単位です。 ★数字だけ見ると、思わず二度見する安さでした。
それでも要件を数えると6つあります。 評価して、出して、計画を作って、実施して、記録して、見直す。
月3単位の加算(Ⅰ)に、要件は6つあります
入口は入所したときです。褥瘡の有無を確認して、発生と関連のあるリスクを評価する。 そのあとも少なくとも3月に1回は評価します。
評価の結果等の情報は厚生労働省に提出し、褥瘡管理に当たって活用すること。 ★LIFEの加算に共通する形が、ここにも乗っていました。
計画のほうは、医師、看護師、介護職員、管理栄養士、介護支援専門員その他の職種が共同で作ります。 作ったら実施して、管理内容と入所者の状態を定期的に記録して、3月に1回見直す。
1つの加算に、3種類の仕事が入っています
13単位に届く道は2つあります
加算(Ⅱ)は13単位です。(Ⅰ)の6つを満たしたうえで、次のいずれかを満たすこととされています。
- 施設入所時に認められた褥瘡が治癒したこと
- 施設入所時に褥瘡発生リスクがあるとされた入所者について、褥瘡の発生がないこと
★この2つは、対象になる人が違います。 1つ目は入所時に褥瘡があった人、2つ目は入所時にリスクありとされた人です。
僕たちがポジショニングや車いすの座り方でやっていることは、たいてい2つ目のほうに効きます。 ★出さなかったことが、要件の言葉になっているわけです。
(Ⅰ)と(Ⅱ)は一方のみです
おわりに
3単位と13単位。差は10単位で、月にすればわずかな金額でしょう。 それでも要件の書きぶりは、やることをかなり細かく決めていました。
★単位数の小ささと、要件の細かさが釣り合っていない加算だと思います。 だからこそ、金額ではなく要件のほうを覚えておいたほうがいいのかもしれません。
LIFEへの提出そのものの型はLIFEへの提出の記事に、同じ老健の排せつ支援加算は10・15・20の記事にまとめました。
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この記事は、厚生労働省の告示・通知・疑義解釈をもとに、リハビリ専門職の自己点検用に整理したものです。個別ケースの算定可否を判断するものではありません。実際の請求にあたっては原本を確認し、判断に迷う場合は保険者・地方厚生局への確認を優先してください。また、掲載内容は医療行為の代替となるものではありません。