【2026年9月】リハ関連の報酬改定・疑義解釈ウォッチ
公開 2026-09-02|作業療法士・トロル
この記事でわかること
- 8月11日以降、介護報酬・診療報酬とも新しい疑義解釈や訂正は出ていません。官報訂正も5本のままです
- 出典PDFのURLは46本すべて生存を確認しました。先月は訂正版の公開で1本が消えていました
- 出典ページ番号を106か所照合し、9項目のずれを修正しました。点数・単位数の食い違いはありません
報酬チェックに載せている148項目は、毎月ひととおり点検しています。 厚生労働省のポータルを見て、前回の確認以降に出た資料を掲載内容と突き合わせる作業です。
9月分が終わりました。結論から書くと、今月は制度側の新しい動きがゼロでした。 そのぶん、出典そのものの正しさを見る作業に時間を使っています。
今月確認した資料
見たのは、先月と同じ3つのポータルです。前回の確認は8月11日でした。
| 確認したポータル | 8月11日以降に出た新しい資料 | 掲載項目への該当 |
|---|---|---|
| 令和6年度介護報酬改定 | なし(Q&A vol.18・7月14日が最新のまま) | — |
| 令和8年度介護報酬改定(期中改定) | なし(処遇改善の様式差し替えのみ) | — |
| 令和8年度診療報酬改定 | なし(疑義解釈はその11・7月30日が最新) | — |
医科では8月12日にDPC電子点数表が更新されました。 こちらはDPC対象病院の点数マスタの話なので、掲載しているリハビリ関連の項目には関わりません。
官報訂正は5本のままでした
点検は3つの層に分けています
新しい資料が出ていない月でも、点検が終わるわけではありません。 中身が正しくても、根拠にたどり着けなければ確認のしようがないからです。
2層目:出典リンクは46本すべて生きていました
先月は、医科の実施上の留意事項通知のPDFが、訂正版の公開にともなって旧URLごと消えていました。 同じことが起きていないか、掲載中の出典URLを全部たどっています。 今月は46本すべてが生きていました。
3層目:出典ページの位置を全部当て直しました
報酬チェックの出典には「このPDFの何ページ」まで書いてあります。 この指し先が本当にその条文のページかを、106か所ぶん照合しました。 その結果、9項目でページ番号がずれていたので直しています。
点数や要件が間違っていたわけではありません。 飛んだ先が隣の区分番号のページだった、という種類のずれです。
- 地域包括ケア病棟入院料:告示の範囲が1ページ手前(回復期リハの側)から始まっていました
- リハビリテーション・栄養・口腔連携加算:注14の本文は次のページにありました
- 急性期一般病棟で算定できる加算のルール:A100の注10・注11は、書いていたページの2つ先でした
- 回復期リハの計画書・記録要件:説明と交付の根拠(第7部リハビリテーション通則)、別紙様式21、疑義解釈その1の問27の3か所
- 通所リハビリテーションのサービス提供体制強化加算:留意事項通知の該当ページが1つ後ろでした
点数と単位数も、出典本文に当て直しました
変更がなかった分野
老健・入所リハ、訪問リハ、訪問看護からのリハ、通所介護の4分野は、新しい資料に該当がありませんでした。 回復期リハ、急性期一般病棟、地域包括ケア病棟の3分野も、内容そのものの変更はありません。 今月ページ番号を直した9項目も、書いてある要件は先月と同じです。
次回の確認と、確認日の見方
次は10月上旬に、同じ3つのポータルを点検します。 介護のQ&Aは不定期、医科の疑義解釈は月に1〜2本のペースで出ていました。 7月30日を最後に1か月以上あいているので、10月には何か出ている可能性があります。
出典を確かめ直した項目は、ページ上部の確認日を更新しました。報酬チェックの各ページで、いつ時点の資料で見たものかを確認できます。
何も出ていない月の記録は、書いていて地味です。 それでも、あとから「この月は見て変わらなかった」とたどれることに値打ちがあるはずです。
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この記事は、厚生労働省の告示・通知・疑義解釈をもとに、掲載内容の点検結果を記録したものです。網羅性を保証するものではなく、個別ケースの算定可否を判断するものでもありません。実際の請求にあたっては原本を確認し、判断に迷う場合は保険者・地方厚生局への確認を優先してください。