コラム
現場で迷いやすいところを、ひとつずつ
リハビリの現場で働く作業療法士が書いているコラムです。 制度のことは、厚生労働省の告示・通知・疑義解釈を確認したうえで書いています。 単位数などの数字は、根拠リンクつきの報酬チェック側にまとめています。
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制度の読み方2026-08-30「併算定できない」にも、4つの型があります「それ、一緒には取れないよ」で覚えていると取りこぼします。加算どうしの関係は65件あり、併算定できない15・条件つき9・区分の選択制38・前提になる加算3の4つに分かれます。いちばん多いのは区分の選択制で、これは「どちらか片方は必ず取れる」という意味です。読む →制度の読み方2026-08-30「イ(1)及びロ(1)」が読めれば、算定要件は読めます算定要件の最初の一文で止まるのは、たいてい記号のせいです。告示第◯号・イロハ・(1)(2)・注は、外から内への入れ子になっているだけ。「イ(1)」はイという区分の1番目という意味です。「及び」なら両方、「又は」ならどちらか。実際の一文で読み下してみます。読む →制度の読み方2026-08-29報酬チェックの148項目は、4種類しかありません148項目と聞くと身構えますが、中身は基本報酬10・加算102・減算25・ルール11の4種類だけです。加算が7割を占める一方、減算とルールは取りに行くものではありません。分野別では老健40から急性期5まで8倍の差があり、自分の分野に絞れば読む量はぐっと減ります。読む →制度の読み方2026-08-29報酬チェックのページは、上から順に読まなくていいです項目のページを上から律儀に読むと疲れます。あのページは6つのかたまりでできていて、いくらか・取れるか・何を書き残すか・抜けはないか・落とし穴・出どころと、別々の質問に答えています。目的を1つ決めてから開けば、読む場所は1か所で足ります。確認日の見方まで図解しました。読む →制度の読み方2026-08-25告示の単位数の書き方、3つの型で読み分けられます「所定単位数の100分の15」「イからホまでにより算定した単位数」「所定単位数に代えて」。告示の言い回しは3つの型に分かれ、それぞれ計算の順番が違います。とくに「代えて」は加算ではなく置き換えです。148項目を横断して見えた読み方を図解しました。読む →制度の読み方2026-08-18包括と出来高の違い、リハビリの費用はどちらに入るのか地域包括ケア病棟ではリハビリテーションの費用が入院料に含まれ、別に算定できるのは摂食機能療法だけです。いっぽう急性期一般病棟も自由ではなく、算定できる入院基本料等加算が告示に列挙されています。包括でも排尿自立支援加算などは残るので、その見分け方を図解でまとめました。読む →制度の読み方2026-08-16告示の「注」の読み方。条件はたいてい注に入っています「A100 注3」のような書き方は、要件を指す住所です。項目の本文には点数が書かれ、誰が対象か・何日以内か・いくら加算するかは注に置かれています。この報酬チェックの148項目でも36項目が注に触れていました。番号まで見ないと特定できない理由を図解にしました。読む →制度の読み方2026-08-12告示・通知・疑義解釈は何が違うのか 報酬を調べる順番介護報酬・診療報酬を調べると出てくる告示・通知・疑義解釈・省令の違いを整理しました。単位数を決める告示と、算定要件を決める告示は別の資料です。調べるときの順番と、疑義解釈だけで判断してはいけない理由まで書いています。実際に使っている告示番号つきです。読む →制度の読み方2026-08-12「算定要件」と「施設基準」は何が違うのか施設基準は事業所にやれる体制があるかを見るもので、算定要件はこの利用者にこの月に算定してよいかを見るものです。介護報酬では厚生労働大臣が定める告示第95号と第96号に分かれています。届出を出していないために算定できない、というつまずきの理由まで整理しました。読む →制度の読み方2026-08-12官報訂正とは何か、なぜ手元のPDFに反映されていないのか改定後の告示は、官報掲載事項の一部訂正で何度も直されます。いま有効な中身は、もとの告示と訂正を足したものです。ところが厚生労働省サイトの点数表PDFにも法令データベースの現行版にも反映されていないことがあります。訂正の探し方と、経過措置での実害を整理しました。読む →制度の読み方2026-08-12改定の最新情報は、どこを見れば足りるのか介護報酬・診療報酬の改定情報は量が多く見えますが、定期的に見る入口は厚生労働省の3ページで足ります。介護と医療では改定の周期も資料の置き場所も違います。前回の確認日を起点に差分だけを拾う手順を、毎月の点検のやり方として整理しました。何も出ていない月は5分で終わります。読む →